2009-11-20

Google Chrome OSを試してみた。

Chrome OSが公開された。と、言ってもISOイメージとかないので、自分でソースからビルドするしかない。んで、ビルドしてみた。

非常に丁寧なドキュメントがあるので、かんたん。ビルドに使用したのは、Let's note W2B上のUbuntu 8.04。9.10推奨とのことだが、8.04以降ならビルドできるらしい。

ソースの取得

gitで落とせるけど、めんどくさいのでtar玉を取得。ドキュメントは~/chromiumosに展開してる体で書かれているのでシンボリックリンク貼っといてそこで作業。

$ wget http://build.chromium.org/buildbot/archives/chromiumos-0.4.22.8.tar.gz
$ tar zxvf chromiumos-0.4.22.8.tar.gz
$ ln -s chromiumos-0.4.22.8.tar.gz chromiumos

ローカルリポジトリの作成

Chrome OSはUbuntu Karmicベースなので、Karmicのパッケージをローカルに置いて、そこからビルドするっぽい。

8.04だとkarmicのdebootstrapがどうたらこうたらで、karmic版のdebootstrapを入れておく必要があるらしい。

$ cat >karmic.list <<EOF
deb http://build.chromium.org/buildbot/packages chromeos_dev main restricted
deb-src http://build.chromium.org/buildbot/packages chromeos_dev main restricted
EOF
$ sudo mv karmic.list /etc/apt/sources.list.d
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install -y --force-yes debootstrap

で、リポジトリの作成。

$ ./make_local_repo.sh

ビルド環境の作成

$ ./make_chroot.sh

Chromium Browserの取得

ソースからビルドするのもめんどくさいので、バイナリを取得。決まった場所に決まった名前で置いてあげる。

$ http://build.chromium.org/buildbot/archives/chromium-chromiumos-r32516/chrome-linux.zip
$ mkdir -p ~/chromiumos/src/build/x86/local_assets
$ mv chrome-linux.zip ~/chromiumos/src/build/x86/local_assets/chrome-chromeos.zip

ビルド環境に入る

$ ./enter_chroot.sh

ローカルユーザアカウントの有効化(省略可)

あとでコンソールとか入りたい場合は作っておく。USERNAMEの部分を適当に変えて。

$ ( cd ../platform/pam_google && ./enable_localaccount.sh USERNAME )
$ ./set_shared_user_password.sh

パッケージの作成

$ ./build_platform_packages.sh
$ ./build_kernel.sh

各々、30分ちょいぐらいかかったか。

OSイメージの作成

$ ./build_image.sh

~/chromiumos/src/build/imagesにディレクトリが出来て、その中にOSイメージが出来上がる。

出来たイメージの確認

めんどくさいのでやらない。

USBメモリに書き込む

作業はchroot環境から出て行う。最初、2GBのUSBメモリを使ったけど、容量が足りないとか言われた。で、4GBのやつを使用。

以下のSUBDIRとUSBKEYDEVを適当に変えて。

(chroot)$ exit
$ ./image_to_usb.sh --from=~/chromiumos/src/build/images/SUBDIR --to=/dev/USBKEYDEV

VMware用のイメージ作成

仮想マシンで動かしたい人はこちらで。gemuが必要。

$ ./image_to_vmware.sh --from=~/chromiumos/src/build/images/SUBDIR --to=~/chromiumos/src/build/images/SUBDIR/ide.vmdk

toで指定したところに仮想ディスクイメージが作られる。

起動!

作成したUSBメモリをAspire oneに挿して起動してみた。

携帯百景(ケイタイヒャッケイ)

ログイン画面が出るまでBIOSの時間を除くと10秒ぐらいですかね。HDDインスコするともっと速いんだろうな。

そして、なんと、ログインにはGoogleアカウントを使用!ある意味すごい!w

雑感

動作リストにAspire oneの名があったので、もしかしたらWifiも行けるかな?と思ったけど動作せず。有線のほうで動作した

画面は全画面表示でChromeを使ってるような感じ。動作はまぁ軽快。つっても、基本、ブラウザしか起動できないんだけどw日本語フォントも入っているので表示は問題なし。IMEないから入力できないけど。YouTubeやニコ動も普通に見ることが出来ます。

シャットダウンのメニューはなく、PCの電源ボタンでシャットダウンできる。

Ctrl+Alt+Tでxtermが開く。Alt+F1、Alt+F2で切り替えられる。

一応、Ctrl+Alt+F2でttyが開く。このへんXと同じ。でも、ログインできない。戻る時はAlt+F1で。

これからどういった成長をとげるのかが楽しみではある。

(おまけ) SSDにインストール

紹介ビデオにあったEeePCでの起動が7秒ぐらいで起動してた。いや、さすがにそこまではないだろー。と思いながら、SSD載せたのネットブックにインスコしてみた。

USBメモリで起動して、Ctrl+Alt+Tでターミナルを開き、以下のコマンドを実行。

$ /usr/sbin/chromeos-install

数分で作業は完了。シャットダウンしてUSBを引っこ抜く。起動。

10秒で起動した。

すげぇ。。


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